コロナウィルス対策のため、3月に入ってからはほぼテレワーク(在宅勤務)。出社することが週１か週２ぐらいの日々を過ごしています。
個人的には２月から週1でテレワークを始めていたこともあってすっと馴染めたのですが、テレワークを始めた2月には戸惑いもありました。
今も、同僚の声を聞くとなかなかうまく対応できない…という声も。
これからどんどんテレワーク(在宅勤務)を採用する会社も増えると思います！
そこで、今回はぼくがこうしたらテレワークがうまくいった！という３つのコツを紹介します！
仕事モードに切り替えるためのコツ
テレワークがうまくいかない…という人からうまくいかない理由を聞いていると、一番の多い理由は「家だとイマイチ気合が入らない！」ということ。
これ、「会社でバリバリと仕事を進めて、家ではのんびり過ごす」という生活パターンの方は要注意です。普段のんびりしている場所で気合を入れて仕事をするって、かなりの意志力が必要ですよね。
対策として服装と場所を工夫してみることをおすすめします！
それぞれ詳しく説明しますね。
仕事を始めるときに「ちゃんとした服装」に着替える
長らく会社勤めの生活をしていると、会社に出社するまでの一連の流れで自然に仕事モードになる体になっています。
ところがテレワークだとそれができない。なので、かなり意識してモードを切り替える必要があります。
おすすめなのが、ちゃんとした服装に着替えること。
例えば、ぼくの場合、着ている服はざっくり区別すると次の３パターンに分かれます。
- 仕事や大きめの行事のときだけ着る服 … スーツ、ビジネスカジュアルのジャケット・パンツ
- 外出するときに着るちゃんとした服 … シャツ、ジーンズ
- 運動するときや、家の中で着る服 … トレーナー、パーカー、スウェット
テレワークが始まった頃は、家の中ですし、いつもどおり運動するときや、家の中で着る服を着て仕事をしていました。
オンライン会議でカメラに映っても全然恥ずかしくはない恰好ですが、イマイチ気持ちが引き締まらないんですよね。特に、仕事の始まりと仕事の終わりにうまく気持ちが切り替えられない。
そこで、外出用のちゃんとした服に着替えてから仕事をして、仕事が終わったら運動するときや、家の中で着る服に着替えることにしました。
最初は自分でもなんでずっと家にいるのにわざわざ着替えてるんやろ？と思いましたが、これすごく効果があります。
外出するときの服で家にいると、なんとなくいつも家で過ごしている時と違う感じがするんですよ。ちょっとした違和感なんですが。
でも、この違和感が大事で、いつもの家にいる感覚とは気分が変わり、うまく仕事モードに切り替えることができるようになりました。
リラックスする仕事と仕事をする場所を分ける
次に仕事をする場所の話！
書斎があるような素敵なおうちだと問題ないんでしょうが、ぼくの家にはぼくの部屋はありません。なのでダイニングテーブルで仕事をします。
大きい机なので広さは十分。でもやっぱりイマイチ気合が入らないときがあったんです。
そこで少し工夫してみました。ぼくが普段食事のときに座っている席でなく、別の席に移って仕事をしてみたんです。
すると、ここでもいつも家で過ごしているときと違う感じがしました。この違和感のおかげで仕事モードに切り替えることができました。
この席はご飯を食べる場所で、この席は仕事をする場所。
書斎がなくてもこんな風にちょっとした使い分けをするだけで気持ちを切り替えることができますよー。
関係メンバーと連携を取るコツ
ここからは自分だけでなく、周りのメンバーと上手に仕事を進めるコツを紹介します。
仕事は１人でするものじゃなくて、上司からの指示もあれば、自分の配下にもメンバーがいますよね。
在宅になるとちょっと通りがかりに声をかけたりすることもできなくなります。コミュニケーションを取る仕組みを考えることが大切ですよ。
業務開始前に1日の業務予定を発信、終了時には結果を発信
これは、部門としてテレワークをするときのルールでもあります。
株式会社ワーク・ライフバランスの働き方改革ツールにもなっている「朝メール」と同じ方法を採用しています。
ぼくは、始業時にメールで今日の予定を上司に送って、業務終了時にも結果をメールで送ります。
例えばこんな感じ
<朝メールの例>
9:00～10:30 Xプロジェクトの企画案まとめ、代表メンバーに展開
10:30～12:00 A社の〇〇作業
12:00～13:00 お昼休み
13:00～14:00 B社の後輩作業結果確認、次の指示出し
⋮
（という形で業務終了まで記載）
業務終了時には、同じ形式で実績を書いて上司に送ります。
個人的には自分の見込みの正確さを確認できるので、この方法はとっても気に入っています！
きっと上司側も部下が何をしているのか見えるので、優先順位を間違っていないかなどが確認できて安心できるんじゃないかと思います。
チャットやオンライン会議システムでコミュニケーションを取る
仕事が進まなくなったらすぐ相談したい！会社にみんながいるときは相手のところまで行って話をすればいいですが、テレワークだと近くには誰もいません。しかし、いちいちメールにまとめて送付するのも面倒。
そんなときはビジネス用のチャットツールを使いましょう。SlackやTeams、Chatworkといったサービスが有名です。
会社がシステムを導入している必要はありますが、導入されていても全然使われていないという会社も多いんじゃないかと思います。テレワーク制度導入を機に使い始めてみてはいかがですか？
自分も、特に後輩からは気軽に連絡して欲しいので、「メールじゃなくチャットで連絡して」ってお願いしています。
メールだと「ぐっちーさん お疲れさまです。」から始まって、１行でおわる内容が無駄に4行とか5行になっちゃいます。
これって書き手側も読み手側も時間の無駄ですからね。
ちなみに、ビジネスチャットのことをもっと知りたい方にはこちらの本がおすすめです。
さて、チャットだけで解決しないような、しっかり話し合って進めたいことが発生した場合は、SkypeやZoomなど、オンライン会議システムの出番です！
カメラをオンにして、相手の顔が見える状態で使うのがおすすめです。
堅苦しく構えることなく、LINEのテレビ電話の感覚で使えばいいですよー。
ただ単に相手の顔を見て話すことができるだけじゃなくて、自分のPCの画面を相手のPCの共有することもできたりして、とっても便利です。
健康を保つためのコツ
最後に、直接テレワークの仕事内容に関係はしませんが、健康を保つためのコツです。
なんでこの話をするこというと、テレワークになると、本当に1日に1歩も外に出ることなく毎日が終えることがあり得るからです。
こんな日が毎日続くと確実に運動不足ですし、気分転換が少なすぎてストレスが溜まります。
なので、２つのことをおすすめします！
朝は仕事を始める前に外を歩く
まず、朝は仕事を始める前に外に出て、軽く歩いておきましょう！もちろん雨が降っていなければです。
日光を浴びるのと浴びないのでは、全然体の感覚が違います。体内時計がリセットされるんでしょうか？この辺り、専門的なことはよくわかりませんが、身をもって実感していますので、本当におすすめ。
5分か10分外を散歩するだけでスッキリと仕事が始められますよ！
もし出歩くのが手間であれば、ベランダで太陽の光を浴びるだけでも効果はあります。
太陽光とホントに大事。
お昼休みと仕事終わりに少し体を動かす
テレワークで自宅にいると、通勤のために歩くこともないし、オフィスの中もウロウロすることがなくなるし、お手洗いも家のなかだと数歩で行けるし、もうびっくりするぐらい歩きません、というか動きません。
ぼくはApple Watchで自分の歩数を見ているのでよくわかるのですが、出社しているときは1万近く歩いているのに、テレワークだと1,000歩とかになります。
もう運動不足とかのレベルでなく、こんな状態が続くと体が固まってしまいます。
なので、お昼休みと仕事終わりに体を動かしましょう。
筋トレが好きなら筋トレでもいいし、外を少し走るのもいいし、家の中でストレッチをするものいい。
ぼくはオキュラスクエストというVRゴーグルのゲーム機で、BeatSaber(ビートセイバー)というゲームをして体を動かしています。
オキュラスクエストについては、こちらの投稿で詳しく紹介しています。
今回のコロナウィルスの影響を少しでもいい方向に
最初は少し戸惑いもあったテレワークですが、ここに書いた方法で少しずつ工夫していくと、しっかりと仕事を進められるようになりました。
もう会社に行く必要なんてほとんどないなー、と思えるようになったぐらい。
そして、家では娘がぼくが家にいることを喜んでいます。昼も夜も一緒にご飯を食べることができるし、仕事が終わったらすぐに遊べるし。
そういう意味で、トータルでは人生の幸福度は上がっています。
コロナウィルスの影響は本当に大変だけど、がらりと働き方が変わって、ちょっとはいいこともあったなって思えるようになりたいですねー。
テレワークを続けた結果、集中力を高めるコツも身に付けました！
こちらの記事にまとめましたので、参考にしてくださいね。
ぐっちー
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