今回から、単語→リスニング→リーディングと順番に1回ずつ、合計3回で本格的に勉強をするフェーズを紹介していきます!
この単語の回でお伝えしたいポイントは次の2点です。
- 単語は必ず最初にまとめて勉強しよう!
- TOEICに特化した単語帳で勉強しよう!
私の昔の単語勉強法
第2回の投稿でもお伝えしていた通り、
私は「リスニングやリーディングの勉強中に分からない単語に遭遇した際、それを覚えていく」という方法で単語を覚えようとしました。
この方法自体は悪くはないです。
むしろ一定のレベルを超えた方にとってはベストの勉強法と考えています。
問題は、英語初学レベルの私がこの方法を使ってしまったということなんです。
初学者がこの方法を使うと何が起こるか。
答えは「まったく勉強が進まなくなる」です。私自身もそうでした。
初学者はリスニングもリーディングも、1つのセンテンスに5個も6個も分からない単語が出てきます。
これを1つ1つ辞書で調べ、覚えていく。
これだと勉強の効率が悪すぎます。というか、正直覚えられないです。
文脈の中で単語を覚えるのはとても効果的な勉強方法です。
単語の意味だけでなく、その単語が持つニュアンスを捉えることができるからです。
ただ、これは「1センテンス内に覚えたい単語が1つだけ!」とターゲットを絞った状態で初めて有効に機能するんです。
厳選した単語本を使って最初に覚え切る!
では、どうすればいいのか。
解決策としてお伝えしたいのが「単語は最初に集中して勉強し、短期間で覚え切る」という方法です。
使う教材は前回の投稿でも紹介した『TOEICテスト英単語 出るのはこれ!』です。
この本を1週間~2週間で全部覚えて下さい。
予めお伝えすると、単語を勉強する期間はかなり精神的に厳しい期間になります。
毎日毎日単語帳を開くばかりで、面白味はまったくありません。
更に、数日前に勉強したページを開いてみると、忘れている単語を大量に見つけて愕然としたりします。
モチベーションはかなり上がりにくい状態が続きます。
でも、決して勉強をやめないでください。
この山を乗り切ると、もの凄い変化が起きます!
全ての単語を覚え切った後、もう一度今まで分からなかった英文を読んでみて下さい。
私の場合、『千本ノック』(リーディングの回で紹介します)で1文に5個も6個も分からない単語があったのに
「あれ?この文は全部意味が取れる」
「お?次もいけた」
と、どんどん勉強が進むようになりました。勉強にかかる時間が格段に短くなります。
ここまで来たら、分からない単語に出会った時に文章の中で覚えましょう。
更に、この状態になったときのもう一つの変化がこれです。
「あれ?単語の意味は取れるのに、文章の意味が分かんない・・」
そうなんです。ようやく文法と向き合うことが可能になります。
まとめ
特に初学者の方は、あれこれ手を出す前に、まずおすすめした単語本を短期間で覚えきりましょう!
苦しい期間になりますが必ず後で実を結びます。
「単語本、他にも有名な本をたくさん聞いたことがあるけど・・」と思われた方もご安心下さい。
私がTOEIC860に到達するまでに使った単語本はこれだけです。
この単語本を覚えた後、『公式問題集』と『千本ノック』で単語を拾っていけば十分です。
次回は「リスニング」の勉強法をまとめますね^^
ぐっちー
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