システム監査技術者試験の山場は論文問題です。
システム監査技術者を受験されている人の中で、午後Ⅰまではクリアできても午後Ⅱの論文がどうしても合格ラインに乗らないという意見をよく聞きます。
私も初めて論文パートの問題と解答例を見たとき「自分にこんな文章が書けるのか?」と、不安になったことを覚えています。
しかし結果として、私はシステム監査技術者試験に、初めての受験で合格することができました。
この記事では私のようにシステム監査技術者試験の論文に苦手意識を持っている方に向けて、どのようにして勉強すれば良いのかを紹介します!
システム監査技術者について
合格者についての情報
・合格率は約15%で、他の高度情報技術者試験と同程度です。
・合格者の平均年齢は40.7歳と情報処理技術者試験の中で、最も高齢です。
→詳しくは、IPA公式サイトの合格者平均年齢のページをご確認下さい。
シス監査技術者試験に対する誤解
私の経験からも言えますが、世間一般的の受験者はシステム監査技術者試験に対する誤解をいくつかされていると感じています。
特に以下の2点は必要以上に試験に対するハードルを上げてしまっていたと考えています。
- 論文が難しすぎる
- システム監査の経験がない自分には無理
参考までに合格当時の私の状況をお伝えすると、
- 実務経験はERP導入SEを5年間
- 情報処理技術者試験の論文試験経験なし
と、決して経験豊かなベテラン社会人とは言えない状態でした。
それでもしっかりと勉強すれば、合格ラインに辿り着くことができました。
システム監査技術者の論文対策おすすめ書籍
システム監査技術者の論文対策本では、私が勉強に使ったこの本を強くおすすめします!!
この本をおすすめする理由は以下の3点です
- 情報処理技術者試験の論文のお作法を基礎から丁寧に書いてくれている
- 論文試験に対するハードルを下げてくれる
- 常に「ちゃんと合格できる!絶対に諦めないで!」と励ましてくれる
それぞれ詳しく説明します。
1.情報処理技術者試験の論文のお作法を基礎から丁寧に書いてくれている
この本に書かれていますが、論文試験では書き方のお作法を学ぶことが非常に大切です。どんなに知識を持った人でも、お作法に沿ったアウトプットができないと合格ラインに届かないことがあります。
2.論文試験に対するハードルを下げてくれる
論文試験は確かに決して簡単とは言えません。しかし、私がこの本を読んで気付いたことは、受かるだけの要素を持っていても、気持ちで負けて受験を諦める、または勉強を諦めている人が絶対にいる、ということです。
3.常に「ちゃんと合格できる!絶対に諦めないで!」と励ましてくれる
システム監査技術者試験の勉強期間は長く、試験対策の情報もそこまで多くないことから「本当にこの勉強方法で大丈夫なんだろうか?」「こんな論文で合格することができるんだろうか?」と様々な不安が頭をよぎります。この本を読んだことと、自分自身の経験も踏まえ、絶対に最後まで諦めない気持ちが何よりも大切だも実感しています。
論文対策で最初にやるべきこと
おすすめの書籍を読む
まず、前述の『システム監査技術者合格論文の書き方・事例集』を一通り読みましょう。
後半の論文事例を読むときは、自分が論文を書くときに使えそうなネタ、お作法にマーカーを引いておき、あとで見直しやすいようにしておきます。
一度でいいので写論をしてみる
写論については人により必要か不要か意見が様々です。
私は一度でいいのでやってみることをおすすめします。写論をすることで、自分にとって論文を最後まで書ききるとこが、精神的にも肉体的にもいかに負荷のかかる作業であるかを事前に知ることができるからです。
実際に時間を測りながら写論に取り組んでみて下さい。制限時間に間に合うペースで書いてみると、腕がつりそうになりました。指もめちゃくちゃ痛いです。。
それを事前に知っているだけで当日の心構えができます。
なお、費用対効果を考えると2回目以降はしなくてもよいと考えています。
まとめ
ここまでで、システム監査技術者試験の論文対策におすすめの書籍と、最初にやるべきことをまとめました。
この本を使って、さっそく論文対策を始めましょう!
書籍を買ったら、次にやるべきは論文の下書き作成です!
こちらの記事に下書き作成のコツをまとめています。ぜひ参考にしてください。
ぐっちー
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